2020.1.11
遺伝子組み換えって本当に安全?
遺伝子組み換え食品と聞くと、皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?
多くの方があまり良いイメージは持っていないのではないでしょうか。
昨今、遺伝子組み換え食品が日本の市場にもどんどん流れてきています。
遺伝子組み換え食品を長期間摂取した場合の人体における影響や、人工的な遺伝子を自然界放つと生態系にどういった影響を与えるのか、などは未だ誰にも分らないというのが実情であるようです。
効率化を追求しコストを下げることは決して悪いことではありませんが、遺伝子を操作することは自然界のバランス、人体のバランスを崩す大きな引き金にもなりかねないのではという懸念も捨てきれません。
以下は厚生労働省と農林水産省、それぞれの遺伝子組み換え食品及び、遺伝子組み換え作物についてのQ&Aです。
質問によって解答に一貫性がなく、行政自体もあまりよく理解せずに遂行に至ってしまったことが見て取れるのではないでしょうか。
<厚生労働省HPでのQ&A>
Q.食品としての安全性が心配されます。食べ続けても大丈夫ですか?
A.さまざまなデータに基づき、組み込んだ遺伝子によって作られるタンパク質の安全性や組み込んだ遺伝子が間接的に作用し、有害物質などを作る可能性がないことが確認されていますので、食べ続けても問題はありません 。
Q.安全性審査により安全とされたものが、その後新たな知見により安全上の問題が確認された場合どのような対応がとられるのですか?
A.安全性の審査を経た旨を公表された食品又は添加物について、新たな科学的 知見が生じたときや、その他必要があると認められたときは、食品安全委員会の意見を聴いて再評価を行うこととしています。その結果、人の健康を損なう恐れがあると認められた場合は、その旨を公表し、適切な措置を取ります。
安全は担保されてるの?されてないの??
健康被害が出たら、どうやって責任をとるの???
<農林水産省HPでのQ&A>
Q.遺伝子組換え農作物による生物多様性への影響はどのように審査しているのですか。
A.生物多様性に影響を生じさせるおそれがないと認められたもののみを承認しています。
Q.遺伝子組換え農作物を長期間使用した場合に評価時に予測できなかった生物多様性影響が生ずることはないのですか。
A.生物多様性影響が生じる可能性が明らかになったりすることは否定できません。必要に応じて使用方法の変更や栽培の中止などの命令をすることとしています。