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Czech Report
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2020.1.2

チェコリポート

皆様は レントゲン検査をどう思って受けているでしょうか。
多くの方が、さほど抵抗なく受けてこられたのではないでしょうか?
現在欧米ではレントゲンやCT、マンモグラフィーなどに対して、医師も患者もあまり積極的ではありません。
日本でも近年少しずつですが、医師が放射線被ばくのリスクを考慮して、患者の希望を伺うような体制を取り始めてきたようです。
特に女医の先生はそう言ったことに、より敏感に対応している姿を目にします。
実際のところ、欧州では30年前の大掛かりな調査により、検査による放射線被ばくが、どういった結果を及ぼすかについての非常に興味深いレポートを公表しています。

チェコリポート

1990年から6年間かけてチェコで行われた実験結果。
健康な喫煙男子6300人を2グループに分けて実験。


A『検査群』・・・年2回の肺がん検診を3年続けて受ける。
B『放置群』・・・検査を受けない。


※検査内容は、胸部エックス線写真と喀痰細胞診(顕微鏡で痰の中のがん細胞を顕微鏡で見る)

この3年間の観察終了後、その後の健康チェックのため、さらに3年間、全員に年1回ずつの胸部エックス線検査を受けてもらい両者の肺がん発生率を比較。


①肺ガン発生数 : A 108人 B 82人
  検診を受けたAの方が、多く肺ガンを発病している。
  発ガン率 1.32倍

②肺ガン死亡率 : A 64人 B 47人
  検診を受けたAの方が、多く肺がんで死んでいる。
  死亡率 1.36倍

③総死亡率 : A 341人 B 293人
  検診を受けたAの方が、総死亡率も高い。
  総死亡率 1.16倍


東ドイツ、アメリカ、フランスでも同様の大規模調査がおこなわれ、まったく同じような結果となる。

まとめ

結果があまりに明確なので否定の余地はなさそうです。
今回のこの調査では、胸部X線の結果のみでしたが、CTやマンモグラフィーのリスクは、これをさらに上回ります。
しかしながら、癌に関しては早期発見のメリットは決して否定できなません。
少なくとも「必要以上」に放射線を体に当てることは避けた方が良いという感覚は持っておくと適切な選択ができると思います。

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